柾輝の誕生日ＳＳ

実はね、昨日、１１月２６日は新海　朋岳　（しんかい　ともたけ）の誕生日でした。
アハハ、ごめん。朋（´∀｀）
忘れてたわけじゃないんだが！柾輝ｓｓに忙しくて何も出来ませんでしたorz



数日遅れで柾輝誕生日ｓｓ完成。
ちょっと、ネタとか相手とか構想とか迷ってしまった…
まぁ、迷って出来上がっても結局酷い話なんですけどねー…（腐腐腐

相手は結局王道にしました。
だって、青衣タンのコメント見たら書きたくなるやん！！
青衣たーん、私もやっぱり柾光が好きですー！！
翼柾翼もドリームも柾惇も好きですね＾＾

コンコン

部屋の中から人の動く気配がする。
俺は一度だけ、大きく深呼吸をした。

ガチャリ

「…早かったね」
「まぁ…な」

扉を開けた相手は開口１番クスリと笑みを零して嫌味を言ってきた。
俺が全速力で走って来たのを知っているだろうに。
スッと相手の体が引かれる。そこに自分の体を滑り込ませ、部屋へと入り、後ろ手に扉を閉める。

「…あれ、こんなマフラーしてたっけ？」
「あ？あぁ、こりゃ今日翼達に貰って…」
「ふーん……あいつにねぇ……」
「？」
「似合わないよ」

しゅるりとマフラーを外す。まるで肩の埃を払うかのように、無造作に床に放る。

「おい…」
「邪魔なだけだろ？」

すっと相手が俺の首に手を回し、キスを交わす。
はじめは軽く、徐々に濃厚に…。離れた唇からは銀の糸が薄く紡がれる。
離れていく唇に俺が名残惜しそうな視線を落とすと、ペロりと唇を舐めながらニヤリと笑う。
それはとても扇情的で理性を簡単に奪っていく。

「ケダモノ」
「…るせ」

ふっと笑い合う。
部屋の奥へ招かれ、適当に座るよう促される。
俺は促されるまま、近くのベットへと腰掛ける。

「久しぶり」
「…あぁ」
「一ヶ月振りだっけ？」
「一ヶ月半だ…」
「あれ？そうだっけ？」
「そうだよ。…今回はどれくらいいられんだ？」
「明日の夜には帰るよ」
「そっか…」
「まぁそう落ち込むな、少年」
「んぁ…？」
「今日は君のためにケーキを用意したんだ。共に食べようじゃないか」

ニッコリと微笑まれる。その笑みには裏があるようにしか見えない…いつもなら。
その時の俺はどうかしていたらしい…純粋に喜んでしまった。

「…まじで？」
「まじまじ」
「うわ…超嬉しい」
「んじゃ、美味しく頂きな」
「？…へぶっ！」

目の前に何か…甘い？
どうやら小さなホールケーキを顔面に押し付けられたらしい。

「なにす…っ」
「甘い？」
「ん？あぁ…」
「じゃあ俺も貰おうかな」

そう言ってペロリと舐めた…俺の顔に付いた生クリームを。

「おまっ…！」
「うん、甘い」

制止も聞かず、顔に付いたクリームを舐め続ける。
舌触りと間近の顔が、俺の理性を削っていく。

（まじ、やばいかも…）

「ねぇ」
「ん…？」

最後のクリームを舐め終えると、妖艶に微笑み軽いキスを落としてくる。

「甘いケーキと甘い俺、どっちが欲しい？」
「！……どっちも」
「うわ、強欲ー」
「たまには贅沢しないとな」
「バーカ」
「…くれるんだろ？」
「今日だけだからね」
「あぁ…、光宏」
「ん？」
「お前は、言ってくれねぇの？」
「…」
「光宏？…！」

突然のキス。しかもその勢いのまま押し倒される。
長い長いキスの後ゆっくりと唇を離していく。
少し息があがり紅潮した顔に極上の微笑みを浮かべた。

「HAPPY BIRTHDAY、柾輝」

その挑発は卑怯だ。
俺の理性は綺麗に無くなってしまった。





もちろん、美味しくいただきました。


柾輝HappyBirthday
（たまにはクリームプレイも悪くないな）
（二度とやらない…）
（結構ノリノリだったくせに）
（いっぺん死んで来い）



うあっぁぁっぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
なんか変なの出来あがったぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
はい、私の王道、柾光でございます。
微妙に翼→柾光要素です。（柾輝は気付かず、光宏だけ気付いてる感じ）
今回はちょっと甘～い感じを目指しました。
裏の直前、て感じかな＾＾
柾輝が部屋に入る前の部分も考えてたんだけど…ちょっと、力尽きて書けなかったorz
いつか書きます。小ネタとして。今回没にしたのも小ネタで書くかもです。
去年はツンツンツンだったので、今回はちょいデレにしてみましたwwww
もうね。小さい小さい苺のショートケーキを使って甘い夜を過ごしてると思います。
最中も書こうか迷ったけど、あまりに光宏がらしくなさそうでやめた。
誰か書いte（黙れ変態）

何はともあれ、柾輝おめでとう！！！